世の中いろいろ 民主党ウオッチ 原発もあります

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使用済み核燃料(プルトニュウムf含む)の行き場がありません。糞詰まりです。

使用済み核燃料の行き場がありません。糞詰まりです。

また、イギリス、フランスで保管してもらっている使用済み核燃料の

保管費も一切公表されていませんが、そのコストも原価積み上げ方式の

電気代に算入とんでもなく、金食い虫の原発です。原発は、安くはありません。

生きるものすべてに、害を及ぼす原発は要りません。


以下ごまめ全文転載いたします。



......ごまめの歯ぎしり メールマガジン版......
       衆議院議員 河野太郎の国会日記
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河野太郎のツィッターはこちらから! @konotarogomame

使用済核燃料で原発が止まる
http://www.taro.org/2011/05/post-1017.php
というブログを5月31日に書きました。

一般論としては正しいが、個別具体的に見ると甘いというご指摘を
原子力委員会関係筋からいただきました。

使用済核燃料は年間約1000トン出てくる。全国の使用済核燃料
のプールの余裕は約7年分弱。六ヶ所村の再処理工場の原材料プー
ルの残り容量は300tしかない。

だから、青森県むつ市に5000tの中間貯蔵施設をつくる計画に
なっている。

しかし、もともと大綱でしていた議論では、むつクラス(5000
トン)の中間貯蔵施設が5、6個必要だとされていたが、できたの
はむつ一つだけ。

このむつの中間貯蔵施設は東電と東北電力が努力して造ったもので
あり、キリギリスしていた他の電力に喜んで使わせるほど甘くはない。

むつ中間貯蔵施設が使えなければ、東電、東北電力以外の使用済核
燃料プールがあふれるのはブログで書いたよりももっと早い。

さらに、「六ヶ所村の再処理工場が稼働できなければ、早晩、原発は、
耐用年数よりも使用済核燃料プールの空き容量で行き詰まることにな
る」と書いたが、現在、プルサーマルで使っているプルトニウムは全
量ヨーロッパにあるプルトニウムを原材料として作成されたMOX燃
料で、六カ所の再処理工場のプルトニウムの用途は、当面、もんじゅ
用に限られる。もし、もんじゅが稼働しなければ、六カ所における再
処理のニーズはない。

再処理が進まなければ、使用済核燃料プールの問題はもっと切迫する。

しかも、六カ所の再処理工場が予定通りに来年10月から稼働するの
は現時点で、極めて難しくなっている。なぜならば、東北電力管内の
電力不足で、テスト運転ができそうもないから。

おいおい、なにもかも予定通りにいかないじゃないか。

さらに明らかになったのは、プルトニウムをめぐる電力会社の情報の
不透明性。

プルトニウムには核分裂性のものと核分裂性でないものがある。プル
トニウムの重量を表す時に、トンプルトニウム(tPu)という単位を使
いうが、核分裂性のプルトニウムの重量を表す時には核分裂性を表す
fissileのfをつけてtPufと表す。

現在、日本国内には10.06tPuのプルトニウムがあり、そのうちの
6.87tPufが核分裂性だ。

イギリスとフランスには合計して24.13tPufの核分裂性プルトニウ
ムがあるが(これは原発を運転している各電力会社のものである)、プ
ルトニウム合計でどれだけの量があるはわからない。日本の電力会社が
先方と結んでいる契約は、核分裂性プルトニウムの量は知らせるが、プ
ルトニウムの総量については取り決めがないからだという。

核分裂性とそうでないものの比率から、英仏両国にある日本のプルトニ
ウムは約35トンと推定され、国内にあるものと合計して約45トンの
プルトニウムを日本が保有していることになる。

この英仏両国にあるプルトニウムは、向こうにおいておけば倉庫代がか
かる。だから電力会社は、このプルトニウムを材料にしたMOX燃料を
ヨーロッパで作り、日本に輸入している。国内の使用済核燃料を再処理
してMOX燃料を作るよりも、まず、海外のプルトニウムを処分する方
が先なのだ。

だから六カ所で再処理されるプルトニウムの使い道は、当面、もんじゅ
しかないのだ。

では、このプルトニウムの倉庫代がいったいいくらなのか。電力会社は
それを公開していない。英仏両国に支払った再処理費用にある程度の倉
庫代が含まれているはずだが、それがどの程度なのかを電力会社は公開
していない。

こうした費用は全て、総括原価方式の中で電力料金の元になるコストに
含まれる。しかし、国民にこうした情報が公開されていない。

国内で再処理したプルトニウムを原料にMOX燃料を作る工場は平成2
7年に竣工する計画になっている。しかし、なにもかも予定通りいかな
いのに、ハコモノだけがどんどんできるということは避けなければなら
ない。
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現在、我が国の原発の使用済核燃料プールの状況はどうなってい
るのか。

経産省によれば2010年9月末の状態で、
原発名  1取替分 貯蔵量 最大容量(トン )
泊     50  350 1000
女川    60  390  790
東通    30   60  230
福島第一 140 1820 2100
福島第二 120 1130 1360
柏崎刈羽 230 2210 2910
浜岡   100 1090 1740
志賀    50  120  690
美浜    50  360  680
高浜   100 1160 1730
大飯   110 1350 2020
島根    40  370  600
伊方    50  550  940
玄海    90  760 1070
川内    50  850 1290
敦賀    40  580  860
東海第二  30  370  440

合計  1340 13530 20420
(四捨五入の関係で合計が項目の合計と一致しない)

原発は13ヶ月に一度定期点検に入り、3ヶ月点検が続くので、
16ヶ月に一度燃料取替が入る。1340tは12ヶ月換算する
と約1000tになる。

2010年9月末に全国の使用済核燃料のプールの余裕は全部足
しても6890tであり、約7年分弱。

福島第一、福島第二、浜岡が停止したままだとすると一年間の取
替量は980tになる。この三つの原発のプールが使えないとす
ると、使用済核燃料プールの容量は最大で、15220t、それ
に対する貯蔵量は9490tで、空きは5730t。6年弱しか
余裕はない。

六ヶ所村の再処理工場の原材料プールの容量は3000tだが、
既に2700tは搬入済。残りは300tしかない。

青森県むつ市に平成24年までに3000t、34年までに20
00tの中間貯蔵施設をつくる計画になっている。

それでも5000tしか容量がないため、5年弱分しかない。

六ヶ所村の再処理工場が稼働できなければ、早晩、原発は、耐用
年数よりも使用済核燃料プールの空き容量で行き詰まることにな
る。

六ヶ所村の再処理工場が完全稼働すれば、年間800tの使用済
核燃料を再処理することができる。それでも毎年180tの使用
済核燃料が処理しきれずに溜まっていく。

そして、再処理工場が稼働すれば、1tあたり1%のプルトニウ
ムが抽出され、内数の0.6%が核分裂性のプルトニウムになる。
年間800tの使用済核燃料を再処理すると、年間約8tのプル
トニウム、内4.8tの核分裂性プルトニウムが生み出される。

ここで生み出されたプルトニウムを消費するために、同量のプル
トニウムをプルサーマルで燃やす必要が出てくる。プルサーマル
で消費できなければ、プルトニウムが積み上がっていくことにな
る。

福島第一、第二と浜岡が停止すると、現在プルサーマルが予定さ
れている原発だけでは3.1tしか処理できない(大飯を含む)。
電源開発の大間原発が稼働して、ようやく4.2tである。

毎年、プルトニウムが0.6t積み上がっていくことになる。

その前に日本は核分裂性のプルトニウムを31t保有している。
(国内に6.8t、イギリスとフランスに24.1t。)

この31tのプルトニウムも処理をしなければならないが..。

さらに、再処理工場が稼働すると使用済核燃料からプルトニウム
を抜いた残りの高レベル放射性廃棄物が増えていく。

高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵は、青森県との約束で、204
5年までには全て最終処分地へ搬出することになっている。
しかし、最終処分地は目処が全くたたない。

最終処分地は、全国から応募し、まず、文献で過去の地震や噴火
の記録を調べ、適性地域から概要調査地区を選ぶ。

概要調査はボーリング調査や地質調査をした上で、精密調査地区
を選定する。予定では、平成20年中頃には、精密調査地区が選
定されることになっていた。

現状では、応募すら可能性はない。

ここまで細ーい綱をうまく渡ってきたとしても、結局、核燃料サ
イクルは、ここで完全にこける。

しかもこれからつくるMOX燃料加工工場やむつの中間貯蔵施設
等、兆の単位でハコモノがつくられ、さらに再処理のために毎年
何千億円の国民負担が発生する。

グリーンピアとか社会保険庁の比ではない。

永田町は、この数日、何かガタガタしているようだが、ちゃんと
仕事しようぜ。
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  1. 2011/06/04(土) 10:04:28|
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