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ノロウイルス トイレからの拡散

 

ノロウイルストイレからの感染拡大について


長野県北信保健福祉事務所の研究
トイレ
からのノロウイルスの拡散

今年は新型のノロウイルスによる感染性腸炎が流行しています。今までかかった人も新型で免疫がなくかかってしまいます、これが流行拡大の一因です。
長野県北信保健福祉事務所のトイレからのウイルスの拡散について大変わかりやすく解説してあります。http://www.pref.nagano.lg.jp/xeisei/hokuho/syokuhin/toilet%20noro.pdf

ノロウィルスといえば、排便後に汚染された手指を介して汚染が重要な感染経路とされています。では、トイレの中でノロウィルスがどのように飛散しているのでしょうか?

長野県北信保健福祉事務所が行った研究「トイレを起点とするノロウイルス 汚染拡大の検証」*1から、その実験検証をご覧ください。。

まずは実験前提

水様下痢便の飛散を確認するために、この研究ではポスターカラーを配合した疑似水様便を用意しています。そして肛門部分に穴を開けた白色のビニール雨合羽にチューブで疑似水様便をセットします。

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水様便排出ユニット被験者の格好

あとは、実際の排便姿勢で勢い良く排出し、跳ね返りを視覚的に把握すると言うわけです。


実験1 和式トイレでの水様下痢便による跳ね返り実験

まずは足下

和式のトイレと言えば、まず気になるのは足下付近がどうなっているかです。靴やズボンの裾がどうなっているか、実は結構汚れているのか。その結果

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やはり、しっかり飛び跳ねて付着しています。

つぎに臀部

それでは、おしりはどうでしょうか?洋式に比べ和式の場合はある程度臀部の位置は高い場所にあります。


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結果を見ると、やっぱり跳ねて付着しています。


それでは、便器の周囲は?

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これもまあ、画像を見れば案外広範囲に拡散付着汚染しています。


実験2 洋式トイレでの水様下痢便による跳ね返り実験

それでは、洋式トイレはどうでしょう?和式と異なり身体で蓋をするような形ですから周囲への飛散は考慮する必要はないでしょう。問題は臀部への汚染です。和式よりも距離が無いため、汚染量も増加することが予想されます。

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実験3 排便後肛門拭き取り時の手の汚染実験

飛び跳ねによる汚染は把握できました。それでは、拭きとる際の手の汚染はどうなるでしょうか?ペーパーから染み出して手のひらが汚染されるのか?それとも、もっと広範囲に汚染されるのか?実験の結果

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これがこうなる

袖口までしっかり汚染されています。また、手のひらに注目すると親指の付け根付近、いわゆる母指球が汚染されています。

さて、どうしましょう?

こうして汚染箇所が可視化されると、対策も具体的にとることができます。

手洗いの徹底

正しい手洗いは下痢の際に限らず必要です。また、普段から正しい手順を身に付けておかないと、いざというときに実行することもできません。今回、特に汚染が酷かった母指球は手洗いミスの発生しやすい箇所として以前から指摘されている部分です。正しい手洗い手順では、この母指球を始めとして手洗いミスの発生しやすい箇所を確実に洗浄できるようになっています。この手順は多くの人に周知徹底される必要があります。案外簡単に洗って済ませていますが、しっかり洗うことはゆっくり時間をかけ念入りに洗わなければいけないということですね。


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正しい手洗いの順序手洗いミスの発生箇所

厚生労働省 高齢者介護施設における 感染対策マニュアル*2より


和式か洋式か

和式・洋式いずれにせよ臀部への汚染が発生します。であるならば、周囲への汚染や裾などの汚染が発生しない洋式トイレの方が公衆衛生上は好ましいと言えます。個人的な観測ですが、最近では家庭や商業施設ではほとんど洋式トイレを設置する傾向にあります。一方、学校や古い商業施設、駅などでは和式のトイレのままです。既存のトイレを更新するのは難しいかもしれません。しかし、新たな施設では洋式トイレを設置するようにしたほうが望ましいと言えます。

この研究を教育資料に

食品製造施設では、トイレについても作業着をどのように扱うかなどのルールが設定されているところが多いでしょう。しかし、履物を交換するとか、上着を脱ぐといった行為の重要性をしっかり理解して教育を行うことは難しいと思います。今回ご紹介した資料は、この実験を行った長野県北信保健福祉事務所のHPで公開されています。また、雑誌 食品衛生研究にも掲載されています。この実験事例を元にノロウィルスに立ち向かって行きましょう。

もう1点は洋式トイレは流すときふたを閉めて流せということです。

微生物拡散と細菌・ウイルス感染の恐れ

米インターネットニュースサイトMail Onlineによると、英、リーズ大学のMark Wilcox教授らの調査により、用を足した後に、トイレのふたを閉めないで水を流すと、便の中のノロウイルスなどの微生物が空中に拡散し、細菌感染する可能性が高くなることが判明した。

(この写真はイメージです)

最大飛距離26cm、滞空時間90分

Mark Wilcox教授らは、用を足した後に、トイレのふたを閉めずに水を流した場合の、微生物の飛距離と滞空時間を測定。結果、トイレの便座の上空25.4cmまで微生物が飛散し、90分間も空中に浮遊していることが判明しました。

嘔吐下痢症につながる可能性

Mark Wilcox教授は警告する。

ふたを閉めずに水を流すことにより、便座だけでなく、床を含むあなたの周辺に細菌が拡散し、嘔吐下痢症といった疾患に感染する可能性がある。また、多くの公共トイレの中には、便器にふたがないものもある。非常に危険だ。

日本の和式便所には、ほとんどふたがない。また近年、小学校などでは、トイレ専用の履き物を設置しないところも多い。この調査結果は細菌感染予防の点において、非常に重要意義があります。
▼外部リンク

Mail Online
http://www.dailymail.co.uk

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  1. 2013/01/09(水) 22:58:14|
  2. ノロウイルスによる感染性胃腸炎
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